太陽光発電に関連する会社を比較
一次卸は、メーカーと特約店(代理店)契約を結ぶ立場にある。
そこで、通常、一次卸は二次卸(仲間)の取引分も合わせてメーカーから商品を仕入れ、その代金の支払い窓口となっている。
だが、商品はメーカーが直接、二次卸に配送する傾向にある。
メーカーは、二次卸の買掛金などに信用保証を与える意味で帳合料を一次卸に支払う。
これが一般的な一次卸の役割である。
ところが、最近ではメーカーと二次卸との取引を仲介するだけでは一次卸にとっても収益性の面で問題が生じてきた。
メーカーから一次卸が得る帳合料は、物流を伴わなければ22%と言われるほど低率である。
各種コストの高騰という現況からみて、一次卸の利益向上に貢献しなくなっている。
そこで、二次卸を吸収・合併させることによって末端小売店との直接取引率を高め、利益の向上を図ろうとするのが大手一次卸の重要な戦略となっている。
大手一次卸による二次卸の吸収・合併という戦略は、流通の不透明な多段階性に自らメスを入れなければならないほど深刻、かつ、重要なものとなっている。
つまり、流通コストの低減化を図るには、自らの企業コストの削減努力だけでは限界があることを熟知しているのである。
換言すれば、末端小売店への直納体制を強化・拡大させることによって、トータルとしての流通コストを削減し、低収益構造を打破するところまで大手一次卸は追い込まれていると言える。
このように、各卸売業界の大手一次卸はシェア拡大のために業界の流通構造の改善を迫られ、他方二次卸は生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされている。
今後は、一次卸にせよ、二次卸にせよ、販売先小売店に対して高質なサポートや高効率の物流サービスを提供する体制を確立しなければならない。
生産性の高い物流システムを構築するための設備投資に耐えるだけの財務基盤を有し、かつ、利益構造を把握できる単品管理システムを効果的に運用できる卸売業が成長の道を歩むことになる。
流通構造が欧米に向けて変革を遂げようとしている状況の中で、卸売業界は一段と整理・統合の姿勢を強め、再編成の洗礼を受けることは必至である。
革新的卸売経営への転換期小売構造の変革が卸に与えるインパクト小売商店数の増減傾向等を時系列的に分析すると、わが国流通業界の特色である小零細商店の過多性は少しずつではあるが希薄化されつつあることがわかる。
すなわち、わが国の小売構造は、着実に中堅化、大型化の方向に変革していると指摘できる。
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